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2007年10月01日

日本郵政

ついに今日から日本郵政がスタートしました。
今のところ事務的には順調な船出のようですが、
メディアはどことなく批判的な雰囲気です。

思えば郵政民営化というのは
その時々の政治風景の中で
様々な意味合いを背負わされてきました。

そもそもの原点は互興建設でしょうか。
互興建設は郵政省OBの天下りだけで
常勤役員を揃えた建設会社です。

郵便局の建設、郵政省内の修繕工事だけで
年間80億円の収入を上げていました。
あり得ないです。
しかもご丁寧にこの互興建設の出張所は
なんと郵政省の地下二階に陣取っていました。

こんなの民間でやればかなり安く済むはずです。
高くついている分は郵便料金等に上乗せされていたはずで。

郵政民営化の原点はこのような
役所の無駄を省くことだったと思います。
メディアの論調も好意的でした。
そもそもこの互興建設をスクープしたのは朝日新聞でしたし(笑

そして郵政民営化は小泉首相ではなくて
橋本龍太郎首相が議題に乗せようとしたものでした。
しかし族議員や官僚、郵政労組の猛反発で潰されることに。

郵政民営化は今となっては弱者軽視の
象徴のようになっていますが、
今日の発足でその原点を見つめ直せればと思います。
私一人が見つめ直してもしょうがないですが…。  


Posted by fukuyoka at 16:36Comments(1)郵政民営化